時価総額が80億ドルのユニコーン企業Coinbase、Blockspringを買収 – 5年間で11回目の企業買収となる。

暗号通貨取引所を運営するユニコーン企業Coinbaseは、API経由での外部データの取得を支援するサービスを提供するBlockspringを買収しました。

Coinbaseとは

Coinbaseは、米国カリフォルニア州に本社を置く暗号通貨取引所であり、未上場で企業評価額が10億ドルを超えるユニコーン企業の一つです。

Coinbaseは、2018年10月に行われたシリーズEの資金調達でおよそ3億ドルを調達しており、その時点での時価総額は80億ドルを超えたといわれています。

Coinbaseの取引所では、

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • ビットコイン・キャッシュ
  • ライトコイン
  • イーサリアム・クラシック
などの暗号通貨が、42ヶ国で取引可能です。(日本は未対応)

Coinbaseが公開しているAPIを利用すると、以下のような機能が利用できます。

  • bitcoin、bitcoin cash、litecoin、ethereumのウォレットとアドレスを生成する。
  • bitcoin、bitcoin cash、litecoin、ethereumの売買を行う。
  • bitcoin、bitcoin cash、litecoin、ethereumを安全に保管する。
  • 現在、過去の価格情報を取得する。
  • 支払いが完了したときに通知を受け取る。

coinbase developers – coinbase

Blockspringとは

Blockspringは、2014年に創業された米国カリフォルニア州に本社を置くスタートアップ企業です。

Blockspringは企業向けに、API経由での外部データの取得を支援する事業を行っており、以下のようなサービスを提供しています。

  • 営業、採用活動における顧客リストの作成
  • マーケティングレポートの作成自動化
  • ランディングページにライブラリデータを取り込む

Blockspringは、サンフランシスコに拠点を置くエンジェルファームのSV Angel、ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitzなどから、総額350万ドルを調達していたといいます。

買収の経緯

SV AngelとAndreessen Horowitzは、いずれもCoinbaseの投資家でもあり、彼らの存在が今回の買収の主な理由であるとの見方があります。
投資家としては、出資先の企業をエグジットさせたいという動機があるはずだからです。

Blockspringは、Coinbaseに買収されたあとも、独立した会社として機能するようです。

BlockspringのCEOであるPaul Katsenは、

Blockspringは、引き続き独立した会社として機能します。
当社の製品を現在および新規のお客様に対し、今までと同様に提供していきます。
と言いました。

2014年以来、Coinbaseは、積極的に企業買収を行ってきました。
買収は、今回のBlockspringのもので11回目となるようです。

Coinbaseは、ブロックチェーンブラウザサービスを提供するCipher Browser、証券ディーラーであるKeystone Capitalなどを買収し、証券トークンの取り扱い体制を強めてきました。

今後、API関連の企業が買収されたり、他の企業を買収したりすることにより、より利便性・質の高いAPIサービスが生まれることが期待されます。

Coinbase acqui-hires San Francisco startup Blockspring – TechCrunch

Coinbase acquires API data enabler Blockspring – Fintech Futures

Blockspring Team is Joining Coinbase! – Blockspring

Coinbase

この記事を書いた人: APIbank編集部

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